【2015.9/15~22】女1人旅の北海道ツー★C.1【東京~札幌】
1年前くらいに書いた記事をサルベージしました。(下書きは1年前、公開設定としたのは2016/11/29です)
当時は社会人1年目で、会社に不利益しかもたらしていない存在でした(今も)。北海道出発3日前はミーティング中にラクガキしていたことが発覚して怒られた記憶があります。おそらくここ都内の中で最も市場価値が低い新卒と思われます。
そんなウンコ以下の新卒を雇っているような元弊社は寛容さに定評があります。というのも、夏休みをシルバーウィークにくっつけて申請したら承諾されたんです( ^ω^ )
で、行くことに決めました。
~試される大地 北海道~
-9/15(1:45大洗発)~22(14:00大洗着) -
このチャプターでは大洗を出発してから札幌に宿泊するまでをレポります。
行きは深夜便を利用しました。退社後に北海道に向かえるというところに効率の良さを感じたためです。ちなみに北海道は2回目なのですが、深夜便の利用は初めてです。
出発日の15日は、仕事がこれでもか!!!というくらいたてこんでいて、ギリギリまでオフィスにいる羽目に。大型連休前に依頼事項を一旦納品してくださいというクライアントは多いのです。連休前に嫌なことを片付けておきたいという心理は誰しももっているものです。
しかしこの風潮が私のような大型連休に休みをつけて超大型連休を作る輩を苦しめます。出る杭は打たれる。なんかそんな感じなんでしょう。 どう考えても私は出なさすぎて伸ばしていただいている杭なんですけどね。
当日は時間ギリギリの退社だっため、良い天気に助けられました。ノンストップで職場から大洗まで走ること1時間半。フェリー乗り場の近くのコンビニでお酒だったりご飯だったりを買い込みました。スーパードライにイカ。このコンビ最高なんです。私入れて晩酌トリオです。
フェリー乗り場について、乗船手続きを済ませました。予約したサイトのページをあらかじめ印刷していくと時間短縮に繋がります。手書きの手続き書は結構記入欄が多いのでできれば印刷しておくといいと思います。
乗船案内が始まるまではフェリーをぼんやり見て過ごしていました。旅の始まりを予感させる大きなフェリーに段々テンションぶち上げ。私の中のパリピが騒ぎ出します。
旅に思いを馳せていると仕事のアレコレがふっとんで最高の気持ちになれますよね!嫌なことを忘れるには旅に出るに限ります。
で、前述の通り私は今回の北海道ツーで初めて深夜便を使用しています。深夜便を利用する人って少ないのではないでしょうか? 深夜便についてネットで調べてみても、あまり情報が出てこないんですよね。トラックの運転手が主な客。一般客はオマケ程度の存在といった内容ばかりです。
ってことで、深夜便について書いていきます。
いざ乗船してみた結果、その噂は本当でした。以下が夕方便との主な違い3選です。
1.コミュニケーション不足に陥りやすい
一般客がかなり少ないのでしゃべり相手がいないです。例えば私の乗った便はバイクが私入れて2人、一般車が5台でした。
オマケに雑魚寝部屋がなく、全員カジュアルルーム(寝台特急を想像してください)に入ります。それによって個人間はカーテンによって仕切られてしまいます。私は乗船中一度も同室の方の顔を見ませんでした(´・ω・`)※コミュ障
しかも追い打ちのようにフェリーの洗礼「圏外」が入ってきます。相当寂しいです。
2.美味しいご飯は食べられない
レストランがありません。一応ラウンジは用意されているのですが、ゲーセンによくある焼きおにぎりとかの自販機とパスタの自販機があるのみです。全く食事には期待できないことがお分かりいただけると思います。
ちなみに自動販売機の焼きそばボタンを押したら出てきたのは焼きおにぎりでした。ご飯問題に拍車をかけるようなこの仕打ち。泣けてくる。
3.映画が見られない
フェリーってとにかく暇ですよね。だから日に2回上映される映画が良い暇潰しになるんです。でも深夜便にはそんなサービスありません。映画なにそれおいしいの?
とにかく何かしらして時間をつぶさないといけない。それが深夜便フェリーの辛いところです。
以上です。総合すると暇を感じる機会がすごく多いのです。
雑魚寝部屋がないから人と話せない、レストランのバイキングや映画で時間を潰せない。時間が経つのがすごく遅く感じます。まぁ、でもだからこそ普段の生活では中々味わえない「何もない贅沢」が深夜便フェリーにはありました。
あとは、深夜便には「女性専用カジュアル」の存在がないため、女性の方はそこが気になるかもしれません。例えば、私の同室の方……前述の通り一度も顔を見ていないので性別が不明のまま終わってしまいました。そしておそらく相手方からも私の正体は不明でしょう。
正体不明同士が1つ屋根の下で過ごす異質な空間も深夜フェリーにはありました。
そんなこんなで男性かな、だったらちょっとやだな(・ω・;)苫小牧に着くまでの間、そんなことを考えて過ごしていましたが……よく考えたら私が相手に差し出している情報って、ベッド脇に置いてあるライディングブーツのみだったんですよ。
冷静になって考えると、もし同室の方が女性だとすると、その方のほうが眠れない夜を過ごしていたかもしれません。今度からはブーツにハートとかネコとかなんかかわいらしいもの付けようと思いました。
まぁでも、フェリーの部屋割りって結構考えられているので実は安心できるんですけどね。ハイシーズンなどの理由で調整が難しい場合を除き、色々と配慮がされています。
例えば雑魚寝部屋では男性部屋(単身)と家族連れ&女性(単身)部屋が分かれます。なので、フェリー使ってみたいけど雑魚寝部屋怖い…って女性の方がいたらある程度は安心して良いのではないかな(無責任)。
フェリー内はずっとベッドにいて、寝たり、ツーリング計画たてたりしながらひっそりとしておりました。あ、あとはゲームやっていました。FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争のスマホ版です。
ドーターのスラム街とかいう序盤なのに鬼畜と名高いイベントで無事に死んだり、「家畜に神はいないッ!!」で打ち震えたりしていました。音楽◎ ストーリー◎ ビジュアル◎な神ゲーだと思います!SRPGに苦手意識をもっていない方にはぜひやって欲しいと思います。以上ステルスしないマーケットでした。
そんなこんな(本当に書くことがない)で翌日20時にボルドールと再会し、苫小牧から出発。
ボーくん(CB400SB)「やったあああああああああああ!走れるゥ!!!!!!!!」
しーれも「待って。会社用メール確認してみる」
会社用メール「てめぇ問題だらけじゃねーか」 ※要約
しーれも「……ポチポチ『かゆ うま』」
ボーくん「これはヒドイ」
しーれも「旅の間はメール見るのやめよう。お姉さんとのお約束」
旅の間、ここから一度も仕事用のメールアカウントは開きませんでした。
ボーくん「もうライダースハウスも行けないし暗いし苫小牧で泊まるのが良いわ」
しーれも「札幌まで行こうよ。時間もったいないし都市部だからイケるよ」
やはり北海道の夜は暗い!しばし迷いましたが札幌まで北上しました。ちなみに下道で向かいましたが、札幌に近づくにつれてかなり街灯が増えていくので安心です。
本当は旅らしくライダースハウス使いたかったのですが、時間が時間なので少し難しく、ネカフェに泊まることにしました。快活CLUBはネカフェの中で1番内装が綺麗だと感じます。残念なのは大体ダーツとかのエリアが併設されているので少しうるさいところです。
この店舗は駐輪場が屋根付きで中々安心でした( ˘ω˘ )駐輪所には同じく旅してます!って感じが出まくっているBMWS1000XRが停まっていました。BMWかっこいいな。
寝るまでは折角なのでハガレンを読んでました。北海道まできて何やってるんだか。ちなみに、ものすごくどうでもいいですがハガレンは特に大佐と中尉の関係性が好きです。
ハガレン面白すぎて夜更かしして4時に寝ました。 ハイ、15日と16日はこれにて終了です( ̄^ ̄)ゝ゛
もはや好きなものを紹介した謎記事になりました。なんかホントごめんなさい。書いてて本当に楽しかったです。
Chapter2は札幌を出てから北見に行くまでを記事にします!ツーリング記事っぽくなる予定なのでお楽しみに!